映画「海の沈黙」

評判の倉本聡脚本の映画。
探したら横浜駅ビル、昔の東急ホテルがあったところに建替えられたビルの8階の映画館でやっている。
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とてもいい映画館でした。
切符を買った時、隣のご婦人に訊かれたので3回ほど操作の仕方を教えてあげたのです。お二人の老婦人でした。
モックンが画家の役とわかっていました。肺癌で死んでしまうのですが、最期の力を振り絞って最後の作品を描き上げるのです。カッコよかった。
モデルの絵を東光会の岩手の会員の人が描いているのです。
元恋人がきょんきょん。演技はいいのですが、少し合わないかなあ。
石坂浩二が同じ藝大時代の先輩。倉本聡お気に入りの俳優なんですが、演技は下手ですね。
中井貴一が画家の秘書役。好演してましたね。
僕は画家だし、画壇のこと知ってるから、いろいろ変なこと感じてしまって、物語に入り込めなかった。
全身タトーの本物を彫った女性が自殺する。それが画家と結びつくのがミソのようですが、これも異常で馴染めなかった。
帰りに山下公園の自由美術の方の個展に寄ったのです。

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