ノスタルジー
郷愁、望郷、とか
戻れない過去を懐かしむ世界。
異国にあって、少し昔を想う。
「哀愁の巴里」と題して画商さんの元での個展をしたのが1990年。
34年が経った。
その頃のパリ。巴里と漢字で書きたいパリ。
私は44歳だった。
20歳。
30歳。
40歳。
光を描いて来ました。
2005年頃からLEDの光に代わって来て光が鋭い点から発せられるようになってパリの夜の景観が変わってしまった。
20年間で全ての光が鋭い光源になってしまった。2020年のパリに行って感じたことは、
全く別なパリでした。
白熱電球の柔らかさが懐かしい。
明かりは、ぼんやりがいい♪。
ノスタルジー。
誰しもが心の底に秘める感情。
それを、
これからは率直に描きたい。
一つの個展を終えて、そう思いました。
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