リーブギャラリー展4日
朝、ギャラリーの前の川は上げ潮でゆっくり川上に流れていました。
バッグが流れて来ます。
水を含んで膨れ上がったバッグ。
画廊にある長い棒を伸ばしても届かずそのまま流れて行ったのです。
神奈川新聞の展覧会案内を見て来てくださった石川島播磨重工業の元社員の方。新聞小説「湾の篝火」の挿絵を描いた関係で僅かな接触があった方。20年近い前のこと、84歳になられる。しばらくして「ル・フーケ」を申込んで下さった。
これで、全ての経費は出ました。ありがたいことです。
12時過ぎに、高校の同級生が3人来てくれました。一人はロサンゼルスから。大谷翔平さんのドジャーズの本拠地。やはり凄い評判のようです。終の住処はやはり日本と、戻るようです。
フェリス女学院大学の島村輝先生も来てくださいました。日本文学会の会長をされていたとのこと、退任にあたっての論文のコピーをいただきました。大江健三郎に関するまだ語られてなかった著作についての論考。
島村先生は、小林多喜二研究の第一人者ですが、若い人の間で小林多喜二はとても人気だそうです。丁度いらしていたIさん91歳がフェリス女学院大学OGと聞いていたので紹介しました。
晴れの日は、来客は途切れることなく、職場の後輩の方も来てくださったり、賑やかな一日でした。
流れていたバッグが引き潮になってまた戻ってくるのも、忘れてしまいました。
この記事へのコメント
論文ご紹介いただきありがとうございます。
展覧会のご成功を念じます。
島村 輝