アラン・ドロン死去
昨年のクリスマスに子どもたちと夕食している画像が伝えられました。郊外の普通の家のような部屋でごく普通の料理を食べていました。
88歳だった。
ルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」に主演。貧しく育った青年が野望を描き犯罪に走る姿を見事に演じ、ニーノ・ロータの曲と共に世界的ヒット。美しいマスクと身体。特にブルーの瞳の美しさ、キリッとした眉毛、唇の魅力、声の良さ。
「黒いチューリップ」での身体能力、アクションも秀でていました。舞台挨拶に来日しました。日比谷映画の前に1,000人は集まっていた。僕もその一人だったのですが、ボディガードについてひときわ背の高い、ピンク色の顔が正面玄関を入って行くのを興奮して見ていました。高校生の頃です。
「勝手にしやがれ」の、ジャン・ポール・ベルモンド。フランス人によくあるもう一方の顔つき。彼を推す人も多いのです。でも、僕はドロン派です。
「二枚目」とよく言います。あれほどハンサムな人はもう出ないでしょう。
ブログに、訃報は書かない事にしているのですが、アラン・ドロンは特別です。
この記事へのコメント