パリ・オリンピック開会式 2
フランスのテレビ放送の映像と開会式の実際の動きが連続しているのが、ロンドン五輪を継承したアイデア。聖火を謎の人間が運びながらルーブル美術館の中や、屋根を走る。それらは録画したもの。それが実際の聖火にリレーされていく。




















フランス国立図書館も登場、フランス文学の名作が本で紹介される。ジャック・プレベールのparole、僕が買った本も一瞬出ました。
ルイ・ヴィトンの工房も映像で紹介され、アーチの掛かる橋ではパリ・コレクションが開催される。音楽、バレー、ダンスなどフランスが誇る芸術が遺憾なく演じられた。




















エッフェル塔、セーヌ川を挟んでのトロカデロ広場をメインステージに、ルーブル宮からシャンゼリーゼ大通り、凱旋門を直線で結んだ都市計画の素晴らしさをバルーン状の聖火台を俯瞰するドローンの実写映像で表現する。パリの街全体を使った映像を世界中に放映する素晴らしい演出。
100年目に行われたパリオリンピックは、東京オリンピックより少ない予算だ。賄賂にまみれた東京五輪は振り返ると恥ずかしい限りだ。
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