カサブランカ
ハンフリー・ボガードとイングリット・バーグマンの悲恋の物語。
第二次世界大戦。パリがナチスドイツによって陥落。フランス領モロッコのカサブランカ。フランスの統治下だけどドイツ将校が我が者顔で振る舞う、特殊な環境。レジスタンスの指導者の妻に恋してしまった男リック。アメリカに亡命する途中、カサブランカ経由で、再会。クラブの経営者リックは危険を冒しながらも、二人の亡命を手助けする。
クラブでのリックの魅力。旅券費用が無い若いカップルの為にカジノでイカサマで助ける。
クラブでのイザコザに「政治を持ち込むな!」と仲裁に入る。表と裏の世界を知り尽くしている。
圧巻の場面はいろいろありますが、
クラブでドイツ将校達がドイツ国歌を歌いながら騒ぐのに対し、レジスタンスの指導者は、我慢がならずバンドに「ラ・マルセイエーズ」を演奏しろといい、クラブオーナーのリックも同意する。皆、のちにフランス国歌になる「ラ・マルセイエーズ」を歌ってドイツ将校を圧倒する。
涙が出て仕方なかった。
二人の悲恋。
恋心を超えて、レジスタンスの闘いを支援するリック。
大きな世界史の中での悲恋。
不朽の名作。
「君の瞳に乾杯」
カーサ・ブランカ=白い家、
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