島崎藤村「千曲川のスケッチ」

昨日、図書館に行って、検索したのですが無かった。それでAmazonで注文しました。午前中でしたが。
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なんと、その日の4時半に到着していました。
今日の朝、妻が郵便受けに入っていたのを持って来て、あっ、もう来たのかと。
日本郵便、遅いのが定着しています。葉書が4日もかかるのが普通。Amazonは、特別扱い?
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ともかく、朝から雨でした。散歩にも行かないで、予定は何も無い一日。
読み始めました。ランチ挟みながら、読んで、読んで。4時半に読み終わりました。素晴らしかったです。直ぐに西山とき子さんにお礼のメールしました。

文学で言う「スケッチ」、絵の世界での「スケッチ」。相互に貫通しますね。関連する。
島崎藤村は、青木繁、有島生馬とか画家とも交流あるのです。
明治20年代、文語体から口語体への変革期。それを成し遂げたのが、英語教師として小諸に赴任した7年間の間だったのです。「夜明け前」で、最後に山の頂からの情景があったと思います。それらも「千曲川のスケッチ」があったからのことかなぁ?

僕は、今、「民芸」の事を新講義の3で書こうと思っているところでした。河井寛次郎が普通の村を訪ねて回る文章と、藤村の「千曲川のスケッチ」はとても重なるところがありました。
そう言ったことからも、いい本に出会ったと思います。

今日は予定の無い一日。雨だし、どうしようかと思っていたところ。いい本が来ました。一気に読みました。

小諸は、長野に寄贈の絵を運んだ帰りに寄りました。藤村記念館も、小山敬三美術館も小諸城址にありました。そんなことも、全体が仕組まれているようで、不思議です。

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