丸善の鰻

妻は鰻重の3分の1ほどしか食べられず、お土産にして持って帰ったのです。この日は夕飯は抜いて寝たので真夜中にお腹も空いてきたのです。
お土産の鰻重を夜食に食べたいと、3回ぐらい思っていたが、我慢してきたのです。
「半分くらい食べていいかな?」と、いえば、
「みんな食べていいわよ」と来るに違いない。
と、3回ぐらい言い方を考えたのです。

12時近くにお茶を入れたら、冷蔵庫にあると言う。じゃ、「半分食べていいかな」というと、全部どうぞと、来ました。電子レンジで温めてもくれた。12時間経った鰻重だったが、別に貰って来たタレをかけて食べた。美味かった。兄貴のところで食べた時より美味かった。
お腹空いていたし、残りの限定感だろう。最後の一切れが一番味が残った。

兄貴の言うには、丸善のオヤジ「売ってやる」と言う生意気な態度なんだそう。
安いからね。
以前は1,750円だった。今現在2,300円だと言う。
鰻があまりにも高くなったので、安売りの店が出来ている。鎌倉街道にも、石川町駅近くにも1軒出来た。2,300円から、2,800円ぐらいで食べられる。味はまあまあ。
丸善(マルヨシ)は、昔から鰻の蒲焼を売るだけ。食べる所はない。義姉は西新井から自転車で買いに行ってくるらしい。今回は、前の週に買ってきて冷凍して置いたと言う。自宅でご飯を炊いて鰻重にする。
三島の桜屋は5,000円になって、今は9,000円と言う噂だ。それでもいまだに1時間待たせるのかしら?
どうして?と思う。フランス料理のフルコースが食べられる値段だ。鰻が取れない。それだけ貴重になっているのだ。

この記事へのコメント