土曜サロン 5月
鉄道ファンの大御所三竿喜正さんをゲストに迎えて。91歳。鉄道文化漫遊記上下2冊を執筆、出版。
5歳の時からカメラで撮影。膨大なフィルムを出版社に預けて、分厚い本の文章を執筆。その為に時間を取れる老人ホームに入って、という人生の総決算のご本。
その中身の解説をしてくださいました。
日本の古寺100選はいい本だそうです。
が、日本の神社100選は、いい加減な本だとおっしゃる。
M信託銀行、副社長まで昇りつめたサラリーマン時代。転勤で日本全国に住み、その他の鉄道を乗り、写真を撮る。
会場から質問。一番印象的な路線は?に答えたのが「池上線」。理由は、一番古い電車を使っている、からだそうです。五反田から、蒲田?
という既存の市街地を走る路線。儲からないから、古い電車が回されてくる。
国鉄民営化によって、採算性から、現在の廃線が進行。必然的な結果だと。
この講演が最後の「講演」にすると初めからのお話。感動的な土曜サロンとなりました。
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