東急ハンズ渋谷店の設計
古いファイルを何気なく見たら昔の設計の写真が出て来ました。まずは東急ハンズの設計を紹介します。途中の案のスケッチです。
当初の設計は、スキップフロアで、真ん中に吹き抜けがありました。
外観は、初めレンガタイル張りの案。
ストアコンセプトから、白い建築にグリーンのサインに。
建物を管理するビル部の方からの横槍があって,吹き抜けを潰すことになったのです。
地下を掘った段階で工事を1年半中断。設計変更して申請も変更して、再開。設計は26歳の時でしたが、出来上がったのは30歳になっていました。
大勢の方々が関わって、大変な建設でした。
幸いにストアコンセプトが良かった。凄い評判を呼びました。
数年後に隣地を買収したので増築。これが大変複雑な工事。営業を止めないで建設しました。
最近、東急ハンズは、カインズグループに会社ごと買われてしまいました。小さなテナントにいっぱい入って経営内容頑張り悪化したのでしょう。創業者のメンバーが引退して行って、うまく経営思想を引き継げなかったのです。
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