博士の異常な愛情
スタンリー・キューブリック監督の異常な秀作。
米ソ核戦争の可能性を追求した映画です。若い頃劇場で観たのです。NHK・BSで夜中の2時10分からの放映。一度寝てから起きて観ました。
最後の核弾頭に跨って、カーボーイハットをかぶって落ちて行く場面を良く覚えていて、他は全く思い出せないのです。
映画はB52爆撃機に将軍からR作戦の指令が届くところから始まります。水爆攻撃は、34機の爆撃機が同時にそれぞれの目標を攻撃するように指令がプログラムされていて,後に戻れないさまざまな仕組みが作られているのですね。人間が作ったプログラムだけど人間を信用しない原理で作られているのですね。
ウクライナ戦争でプーチンが核の脅しをしている、こうした情勢で再放送したのでしょう。
全く人類は進歩してないです。
キューブリックは「2001年宇宙の旅」で有名ですが、いい映画を作りますね。
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