大西比呂志先生講演
21日土曜日午後1時半から「大江卓研究」について、フェリス女学院大学名誉教授大西比呂志先生の講演会をやりました。15名が参加。
マリア・ルス号事件で、裁判官としてペルー船籍のクーリー2百数十名を解放。その後華僑から感謝の旗を贈られます。
高知県宿毛宿毛市出身。幕末、尊皇攘夷派で明治政府を作る側で神奈川県知事などを歴任。芸妓解放や、部落解放運動に貢献しました。
西南戦争では薩摩と共にして敗北、10年の刑で盛岡刑務所に7年間服役した体験。
74歳で没するまで、最後は僧侶となって各地に講演活動。たどると凄い行動力だそうです。
後藤象二郎の次女を妻に。その妻は横浜山手の、フェリス女学院の前身になる塾で英語を勉強していたといいます。
少し難しい講義でしたが、明治維新の歴史の知らないことを教えていただきました。
9月12日に発売された『大江卓研究』。
読売新聞のインタビューを受けて報道されましたが、講演会は最初の機会。
著作
ビレッジ文庫に加えました。
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