IAV 4月 3 島村輝先生講演

4月15日午前10時から絵画教室。
江口和雄講師。僕は会場の掃除、暖房などの準備をして、その時間、別館でのフィルム画の整理をして、お迎えもあり忙しかった。

12時からランチカレーを食べて、サポーター会議。9名参加で有意義な打ち合わせでした。

1時半から、フェリス女学院大学教授島村輝先生の講演。参加者26名が時間前にほぼ席に座ってと、かつてない感じで先生を迎えられた。

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小林多喜二の研究者の先生は東京大学の卒業論文、大学院の博士論文も小林多喜二研究。
40年にわたる小林多喜二研究です。
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2008年に「蟹工船」の一大ブームがありました。世界的にも広がり、6ヵ国語に翻訳されたそうです。

昨日は、私が希望して「小林多喜二の女性論」を話してもらいました。
配布されたレジメはA4版で6ページの詳しいものでした。多喜二が丹沢山麓の七沢温泉に1ヵ月滞在して執筆した「工場細胞」と「オルグ」を中心にした女性像の描写。
女性を描かせたら抜群の多喜二。自立して闘いう魅力的な女性像。革命闘争、非合法活動での男女の関係と、愛情。難しい問題を扱いながら、楽しい講義でした。

ご持参のご本も、完売。
1時間半があっと言う間でした。さすが教授。
流麗な喋りでしたね。


この日の夕食会、25人の大会食となりました。80センチほどのブリと、カツオを大幡さんが捌いてくれました。刺身のあとは鉄板焼き。とても豪華絢爛の夕食になりました。恒例のスピーチも早めに開始。島村先生には時間をかけてもらい、何度となく話してもらいました。
楽し〜い夕食会でした。

この記事へのコメント

島村輝
2023年04月16日 07:03
大変楽しく過ごしました。ありがとうございます。皆さんからいただいた感想を励みに、さらに深く多喜二の文学を理解し、語って参りたいと思います。