画期的なフィルム・キャンバス

世界で私しかやってないフィルム画ですが、
画期的アイデアが生まれました。
今までA2サイズのシートを50枚単位に梱包されているのを注文してきました。

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これのロールがないかとネットで調べました。

幅1Mで長さ50Mのものがありました。
厚さはいろいろありますが,同じ0.125ミリのものが約22,000円。
少し時間がかかりましたが,発注しました。

それをF100のパネルか、麻布のキャンバスに貼って描くのです。
公募展に毎年100号描いていきますと、キャンバスが膨大になって、保管に困ります。フィルム画だとキャンバスに重ねて吊るして置けば、絵の具の厚さだけです。
溶融温度が260度C。強靭で伸びません。劣化の年限はわかりませんが、通常の空気の中なら、麻布より保つと思います。まず100年は大丈夫。油絵具の硬化と劣化の年限の方が短いでしょう。これは実験していませんが。

運搬は巻いて運べます。
何より僕にとってシートを裏からポリエステル・テープで貼る作業がとても少なくなります。

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F100号が1,140円。
オマケにF8が2枚、F5が1枚取れます。

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止めるテープ。

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この絵はA2サイズのフィルムに描いています。

瀬戸内の造船所
2,100×1,780

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ちなみに,この絵ですと、コストは1,840円で、テープを貼るのは縦に一本だけです。保管の事を考えると、A2サイズを集合した方がいいかな。コストは6,000円になります。大きな巻き方すれば、立て掛けて保管出来ますし、150号のパネルに貼って吊り下げるのが僕にとっては一番かな。大作のパネルがともかくいっぱいです。
フィルム画にしてから、保管は、畳んでビレッジの押入れです。これも長い年月には折ったところが剥離の原因になるので、至急広げて保管することにしましょう。

書きながら、いいこと思いつきました。早速2月のビレッジでやります。

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