「ラーゲリから愛をこめて」
原作「ラーゲリから来た遺言」。
二宮和也さん主演で映画化されました。
奥さん役は北川景子さん。綺麗でしたね。
伊豆の国アートビレッジにも一昨年来てくれた建築家の山本厚生さんの父上が主人公。
映画を観ますと厚生さんは次男。弟と妹の4人兄弟だったのですね。
シベリヤに抑留され9年。ラーゲリ=収容所で亡くなってしまうのですが、人間の生き方として素晴らしい人物でした。闘病中に書いた遺言を4人の同僚が、分担して暗唱して日本に持ち帰り,家族に伝えるのです。
2時間15分の大作です。
戦争の悲惨さ、敗戦国の惨さ、スターリンの犯した罪。そうした中でも「生きる」ことの意味。集団での助け合う心、自己犠牲の尊さ、団結の意義。
とても考えさせられる映画でした。
244人定員の大きなホールが用意されていましたが、観客は40人ほどでしたか?
真面目な、いい映画ほど興行は難しいものですね。
追伸
ブルク13の上映スケジュールをみましたら、
12日からはシアター9 /129人定員に変更になりました。
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