水上勉「わが『京』の思い出」

一枚の絵 1994年の記事。水上先生は75歳。 僕が挿絵を描かせてもらった。丁度百万遍の仕事場にお迎えに行って、下鴨の寿司屋で食事して、上七軒の満春で呑んで、万年筆を差し上げた事があっての挿絵担当。編集部中村幸代さんから、水上先生の「中西さんにもらった万年筆で校正を書いています。」とのメッセージが、FAXされてきました。 上七軒の登…

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若州一滴文庫 4

小さなパンフレットより。「たった一人の少年に」読ませたいと蔵書を開放する図書館を。車椅子劇場の玄関口に大きな墨跡で残してあります。 長女が障害者でした。その子が観れるようにとスロープで入れる劇場を作る。 竹を使った文楽人形を作り、演劇することを発議し実践する。地元に年1回公演する竹人形一座が今でもある。 竹を砕いて、煮て、紙を作る…

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